節約ができない支出,それが家賃です。
今年の4月から消費税が5%から8%にあがりました・・・
「近い将来,消費税値上がり分,アパートの家賃も3%アップになるのかしら?」と心配されている方はいますでしょうか?
アパートの家賃は非課税です。
今まで支払っている家賃は,もともと消費税は含まれていません。
これは,居住用の賃貸借(アパート,借家,間借りなど)は非課税取引(※1)だからです。
大家さんが借主(あなた)から消費税相当額を預かって,税務署に納税する必要がない取引です。
ですから,消費税の税率アップのみを理由として,貸主(大家さん)からアパート家賃の値上げが提案されたとしても,正当な理由のある値上げ要求(※2)とはなりませんので安心してくださいね。
※1 事業用賃貸借は課税取引です。
※2 例えば,物価の急激な上昇(インフレ)によって,貨幣価値が下落した場合の値上げなど。
節約ができない支出,それは家賃です。
アパートなどの家賃の支出割合が家計に見合っていることは大切なことです。
目安としては,月収の3分の1程度までに抑えることで家計バランスを保ちましょう。
子育て世代のご家族であれば,お子さんの進学にあわせて色々な出費がかさんでくることもありますので,余裕をもった範囲で家賃の支出額を決めたいものです。