古い「家」を直して売る,新しいスタイルとの出会い(その1)
築古空き家のリフォーム再販事業が生まれたキッカケ
当社は2年前から、築古の空き家をリフォームして「ハイパー再生住宅IEYA(イエヤ)」シリーズと題して販売しています
お陰様で第3弾まで,順調に完売しています ちなみに記念すべき第1弾である大湊浜町の物件ですが,これは築50年の築古の空き家を買取りさせていただいたものです
この物件,販売広告の開始前に購入予約が入り,あっさりと早期完売しました
これをキッカケにして,その後,土手内の第2弾(内覧1組目で成約),仲町のAKIYA(アキヤ)第1弾(内覧1組目で成約)と順調に業績を伸ばさせていただいております
現在,IEYA第3弾(品ノ木,10月末販売開始予定),第4弾(南町,12月販売開始予定)も鋭意リフォーム作業中です
このように,現在の当社の主力事業は,築古住宅のリフォーム再販事業に完全に特化したものになっています
思いおこすと,大湊浜町の築古物件の入手&リフォーム再販成功は当社にとっては非常に大きな挑戦であり転換点であったと思います
この築古物件(空き家)を当社が入手した経緯を述べてみたいと思います
「倒産」 寸前,そんなとき築古の空き家の売却依頼がきた
2年前の春先のことです
当時の当社は,会社を起業して3年余が経過していましたが,全くの鳴かず飛ばず状態であり,いつも頭のなかには「倒産」の二文字がチラついていました
そんな時です
東京に在住している所有者さん(娘さん)から当社に対して,実家の買取りをお願いされたのが全ての始まりでした 娘さんは,その2年ほど前に元の所有者である父親から生前贈与をうけて実家の所有者になっていました
その後,父親が亡くなり法事関連が一段落したところで,空き家として放置せざるを得ない前に不動産業者に処分することを選択したようでした ちなみに,当社に買取りの依頼をするまえには,某大手買取り再販業者へも買取り査定を依頼したのだそうです
ただし,その査定依頼時期が厳冬期(2月)であったため,査定のために室内の確認作業を行うことすら困難(尋常ではない降雪量で玄関先までたどり着ける状態ではなかったため)だったようで,その業者としても価格査定回答まで至らなかったのです
この時もし,某大手買取り再販事業者で買取りが決まっていたら,当社は浮上するキッカケもつかめずに廃業していた,と,今でもしみじみと思います
ということで,娘さんからの買取り依頼に従い,当時の会社資金の大半を使いきって,この築古空き家物件を入手したのでした
今考えると,結構無茶な行動をしたと思います(笑
半分は「やけっぱち」でした(汗
とにかく,賽は投げられました
「家」を売る意味,「家」を買う意義(その2)に続く
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